ゴミの重みで床が心配に…何層にも積み重なった徳島市のゴミ屋敷を整理した記録
部屋に物が多いことは以前から分かっていました。
それでも本気で心配になったのは、積み上がっている物を見て「これ、全部でどれくらいの重さになるんだろう」と考えたときです。
雑誌や本が大量にあり、その横には飲料の入った箱や衣類、生活用品などがあります。上へ上へと物を重ねているため、床そのものはまったく見えません。
特に一か所へ集められていた雑誌の量はかなりのものでした。
「置けるから置く」を繰り返していましたが、家族から「一度全部減らしたほうがいい」と言われ、ようやく片付けを始めることになりました。
下に何があるのか誰にも分からなかった
積み上がった物を上から少しずつ取り除いていくと、意外なことが分かりました。
本人も一番下に何があるのか覚えていません。
最近置いた物なら分かります。しかし、その下には数年前の雑誌や衣類があります。さらに下から古い箱が出てきました。
つまり、部屋の中に「時間の層」ができているような状態です。
上にある物ほど新しく、下へ進むほど古くなります。
床へ直接置かれていた物の中には、長期間の汚れが付いている物もありました。
表面だけを見ていたときには分からなかった状態が、物を減らすことで少しずつ見えてきました。
重たい物ほど片付ける負担が大きい
空のペットボトルなら、一袋にまとめてもそれほど重くありません。
しかし、本や雑誌は違います。
少量でもかなりの重さになります。
最初は大きな箱へまとめて入れようとしましたが、持ち上げられないほど重くなってしまいました。
そこで無理に一度で運ぼうとせず、少量ずつ分けて作業することにしました。
問題は、重たい物だけではありません。
その周囲にも大量の生活ゴミがあり、作業する場所自体が狭いのです。
部屋全体に何層もの物が重なり、自分たちだけでは片付けにかなり時間がかかりそうな場合には、徳島市でゴミ屋敷片付けならハートスタッフへ相談する方法もあります。ハートスタッフでは大量の不用品やゴミがある住宅の片付けについて相談できるため、自力での搬出が難しいと感じた段階で相談を検討するのも一つです。
床が見えてから確認したかったこと
物を減らしていくと、数年ぶりに床が見えました。
そこで初めて、床の状態をしっかり確認できます。
長期間物が置かれていた場所はホコリがたまり、汚れもありました。
ゴミ屋敷の片付けでは、ゴミを撤去した時点ですべて終わるわけではありません。
今まで見えなかった場所を掃除し、住宅の状態を確認する作業もあります。
特に重量のある物を長期間同じ場所へ置いていた場合は、「片付けたから終わり」と考えず、床の様子も見ておいたほうが安心です。
今回も、物がなくなって初めて部屋全体を確認できました。
横へ広げられないから上へ積んでいた
なぜこれほど高く物を積んでいたのか聞いてみると、理由は単純でした。
床に置く場所がなくなったからです。
最初は横へ物が広がります。
床がいっぱいになると、その上へ別の物を置きます。
さらに新しい物を重ねる。
この繰り返しで、いつの間にか人の腰より高い場所まで物が積み上がっていました。
収納しているつもりでも、実際には下にある物を取り出せません。
必要な物を探すたびに山を崩すのが面倒になり、結局また同じ物を買うこともあったそうです。
片付け後は「床に置けないなら上へ積む」のではなく、そもそも物の量を増やしすぎないことを意識するようになりました。
まとめ
ゴミ屋敷では、床一面に物が広がるだけでなく、その上へさらに物が積み重なっていることがあります。
特に本や雑誌、飲料など重量のある物が大量にあると、自分たちだけで運び出す作業もかなり大変です。
上だけを片付けても、その下から何年も前の物が出てくることがあります。
見えている量だけで判断せず、床まで何層になっているのかを考える必要があります。
大量の物を撤去して床が見えたら、今まで確認できなかった場所の掃除や状態確認も行いたいところです。
「まだ上へ積めるから大丈夫」と考えるのではなく、床が見えなくなり、物を積み重ねなければ置けない状態になった時点で、家全体の物量を見直してみることが大切でしょう。

